【GeoValueセレクション】土壌汚染表層サンプリング等に期待されるポータブルドリル「アルファ2」初出荷~㈱セロリ

ECO SEEDで発行している「Geo Value」では、土壌・地下水環境事業や地中熱利用事業の様々な情報を契約者に配信しています。この中で注目される過去の記事をピックアップして紹介します。今回は2020年4月27日に配信した「Geo Value」Vol.98から、土壌汚染表層サンプリング等に期待されるポータブルドリル「アルファ2」(セロリ社)を紹介した記事を紹介します。

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◆ライトバンで搬送可能・電動ハンマによる強力な打撃・打ち上げ機構標準装備◆

電動ハンマで土壌汚染調査の表層土壌サンプリング作業効率向上に期待――。セロリ(神奈川県厚木市妻田西1-2-3、遠藤哲哉社長)が開発したポータブルドリル「アルファ2」が、このほど初出荷されました。(写真はセロリ提供)

「アルファ2」は、同社が創業時から製造・販売してきたポータブルドリル「アルファ」の改良版で、表層土壌サンプリングから簡易な打ち込み井戸掘削まで可能なポータブルドリル。全長は695㎜、全高は運搬時1750㎜、掘削時2130㎜、全幅695㎜とコンパクトな仕様で、ライトバンで運搬でき、2名の作業員で作業できる点が特徴になっています。

AC100v×2.2kvAの発電機で作業が可能で、電動ハンマによる強力な打撃・打ち上げ機構(バックハンマ)が標準装備。打撃力は最大70J、打撃数は最大1,000bpm、引上力最大約6,000N、ストロークは1,300㎜となっており、強い打撃力で路盤砕石層を突破できる点も目を引きます。


◆作業に必要な最小スペースは1m四方・狭隘な調査個所でも最適に土壌調査◆


作業に必要な最小スペースは1m四方程度。コンパクトなボディーで大型機の入らない狭雑な調査地点での土壌調査に最適なサイズになっています。

なお、掘削深度が深い時は、別売りの「水圧ジャッキ」で作業効率を大幅に向上させることも可能となっています。

同社ではカスタマイズに関する相談にも応じており、初出荷された製品も顧客の希望等を踏まえて製作された「アルファ2」が出荷されています。

大規模案件がひと段落しつつあり、今後、中小事業場案件への対応が増える土壌環境市場の見込みの中、狭小地で効率的に表層土壌サンプリングできる「アルファ2」が活躍する場面が増えそうです。

「アルファ2」の概要は同社ホームページ以下アドレスを参照ください。

https://www.celery.co.jp/seihin/seihin-alpha.html 


※ECO SEEDにお問い合わせ頂いても構いません。(株)セロリ社にお繋ぎさせて頂きます。ECO SEEDへのお問い合わせは、当サイト問い合わせフォームをご利用下さい。

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ECO SEEDは、環境専門紙における10数年の記者経験を生かし、環境ビジネスのさらなる発展とその結果生まれる安全・安心な社会に繋げるための情報発信、環境系団体や環境ビジネス事業者の広報、啓発活動などをサポートしています。(代表・名古屋悟) 【主な取り組み】 ・オリジナル電子媒体「GeoValue」の配信(有料) ・広報コンサルティング など。

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