一番町笹田ビルでの衝撃冷めやらぬ中、NPO法人地中熱利用促進協会主催の地中熱施設見学会があると聞き、早速参加しました。
茨城県農業総合センターがバラの施設園芸で地中熱ヒートポンプシステムを実証試験している現場で、空気熱源方式やボイラー加温等他のシステムとの差を検証していました。
このとき、エネルギーを大量に使う施設園芸で地中熱がブレークするかもしれないと感じました。
が、その後、実証試験等含めて導入施設は出てくるものの、ブレークしたと言えるような普及はないのが少し残念。
経済産業省や環境省、国土交通省では補助金中に地中熱ヒートポンプシステムが謳われる事業が創設されて来ましたが、残念ながら農林水産省にはいまだに地中熱ヒートポンプシステムを謳う補助事業はありません。(研究開発事業では使えるものもありますが)
予算規模も大きい事業官庁である農林水産省において、地中熱ヒートポンプシステム謳う施設園芸、養殖システムへの設備補助が創設されれば、農業分野での地中熱ヒートポンプシステム導入は大きく前進するのではないかと思っています。
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