土壌・地下水環境調査・対策と言えば、関東圏や中部圏、関西圏が中心ですが、昨今は「沖縄」にも大きな関心が集まっています。
今年「第23回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会」が11月に沖縄県で開かれますが、例年の研究集会では約150件程の発表のところ、沖縄大会は実に190編もの発表が予定されているとのこと。
沖縄に注目が集まるのは、返還された「米軍基地跡地」等にあります。
広大な軍関連の敷地では、土壌汚染が判明するケースが少なくなく、返還後の土地利用で調査が不可欠となり、汚染があれば措置も講じる必要が出てきます。
このため、基地が集中する沖縄県では、必然的に調査、対策のニーズが高まっています。
本土にいると見えにくい沖縄の土壌・地下水環境問題ですが、研究集会沖縄大会では、招待講演において米軍関係者の直接の講演、沖縄県の土壌環境事業の担当官の講演も予定されているほか、研究集会の関連行事では米軍基地跡地の見学も予定されています。
沖縄の実情を知る良い機会です。関心のある方は、リンク先をご覧の上、参加されてみてはいかがでしょうか?
※当方で本日配信しました「GeoValue」Vol.36でも、ニュースとして掲載しています。今回は特別にここでも紙面を掲載させていただきます。
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