現状のままですと、子々孫々にわたり永劫に適切に管理しなければならないというのは、言うは易く行うは難しなのかもしれませんね。
対策するにしてもテトラクロロエチレンなどの揮発性有機化合物のように分解して無害化できるものではなく、吸着剤等に吸着させる対策を実施しても、その吸着させたものを管理型処分場などでやはり適切に処分管理し続けなければならないですし、その費用も小さなものではないですし。。。
溶出しないようにする不溶化工法の一部工法では水銀の不溶化も可能なようですが、現地で不溶化工事を行ってもやはり永続的にモニタリングはし続けなければならず、これを将来世代がどう負担していくのかも含めて考えなければなりません。
そう考えると、高度経済成長期の公害問題が残した負の遺産の重さは計り知れないものがあります。。。
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